ホットポテトって何?

 欧米では食卓によく並ぶ熱を通したじゃがいも。

 しかし、熱々のものだと食べようとしても、熱すぎて手にもてないことから、

 扱いにくいもの、面倒なものという意味になり、

 人に対して使うと、「厄介な人」等としても使われます。

 This issue is a hot potato.
 これは扱いにくい問題です。

補足

 日常的にポテトを使った英語表現はよく使われ、他にも、

 small potato で「取るに足りない」

 Couch potato で「ソファーに寝転がってテレビを観る」

 Hold one’s potato で「辛抱する」

 sack of potato で「格好が悪い」

 

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out of the blue 「青から出てくる」ってどういう意味?

 直訳すると「青から出てくる」

 「out of the blue」。

 このblueとは青空のことで、

 安定していて、何も変わったことが起こらないイメージ。

 その状態から、雷が落ちるように、突然何かが起こる、

 つまり、「いきなり」「急に」等の意味になりました。

 日本でも「晴天の霹靂」といいますね。

 例・I can’t ask him out of the blue.

  「いきなり彼に聞くのは無理」

  

 ちなみに、このblueは青空「blue sky」のことを指しますが、

 他にも、青い制服をイメージするところから、「警察官」という意味でblueが使われることもあります。

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紛らわしい「decent」「descent」の違い

decentは、「まともな」

descentは「降下」などの意味になる、「s」が付くだけで大きく意味の異なるシリーズです。

一般的に「de」は「下・外」等のイメージがありますが、

decentにそのような意味は皆無です。

語源はラテン語「適切である」のdec-から。

発音はかなり違い、

decentは「ディースントゥ」

descentは、「ディセントゥ」

ちなみに、descentは「降りてくる」イメージから、「世襲,相続」の意味でも使われるので覚えておきましょう。

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runoff=流れ出る で何故「決定戦」の意味になる?

runoffを辞書で調べると、雨水、雪解け水、排水となっています。

つまり何かからrunして離れていく感じから、

それまで固まっていた雪から水が離れて流れ出すというイメージでつかわれます。

しかし、アメリカのニュースではrunoff が決選投票 という意味でつかわれていることがあります。

例、will be decided by two runoff elections

この場合、決選投票ということは同点で二人がならんでしまったり、勝利に十分な投票を得ることができなかった場合であるため、

本来ならすでに勝者はきまっていたはずが、もう一度投票だったり、試合だったりすることから、過程で決まらず、流れ出たもの。というイメージが重なり、runoff elections で決選投票という意味になります。

トーナメントなどの決勝戦はthe finalを使いましょう。

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steadの語源。何故「代わり」と「利益」という違った意味を持つのか。

もともとの語源は、「誰かが立っている場所」

そこから、in stead of で「~の代わりに」という意味になりますが、

in good stead では「役に立つ」という意味でつかわれます。

この場合、良い場所に立つということから「役に立つ」

もしくは利益になるという意味になっています。

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映画やドラマ・アメコミの効果音の英語

海外の映画やドラマで、セリフのないシーンで、日本の漫画の「ドカーン」等に当たる効果音を表す英語を一覧にして集めました。学校のテストやTOEIC等の資格試験ではほぼ出てこないのでこの機会にぜひ。

grunt うなり声
chuckling くすくす笑い、含み笑い
pant あえぐ、息切れする
shriek キャッと言う、金切り声を出す
sputter パチパチ音を立てて消える、つばを飛ばしてしゃべる
groan うめき声、不賛成のののしり声
rumble ゴロゴロ鳴る、ガラガラ走る
scoff あざ笑う、冷やかす
gasp 息切れ、はっと息をのむこと
whimper クンクン鳴く、しくしく泣く
hiss シューッという音を立てる、(…に)シッと言う
kaboom ドッカーン
whirring ヒューと飛ぶ、 ブンブン回る
whimper クンクン鳴く、すすり泣きする
beeping (笛などの)ビーッという音

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not whileの意味

トランプ大統領が演説で、

「人々が働いて築き上げた物が、今崩れ去ろうとしています。」

という言葉の後に、

「Not going to happen,not while I’m here.」

と言いましたが、直訳すると

「起こさせない、私がここにいない間は」

となりますが、これでは意味が通じなくなってしまいます。

ポイントは「,」と「not while」のnotで、

この場合、二つ目のnotは、あくまでも前のNot goingのnotを受けての言葉なので、while以降を否定しているのではなく、

not whileのnot=Not going to happen

となります。

つまり一つの文で書くと

Not going to happen while I’m here.

となり、

not while I’m here.は「私がここにいる間」となります。

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farther、farthestとfurther、furthestの違い。

どちらも「far(遠い・遠くへ)」の比較級、最上級ですが、

若干使われ方が異なります。

farther、farthestは主に距離を表す時。

例・He swam the farthest. 彼は、最も遠くまで泳いだ

一方further、furthestは時間や程度を表す時とされています。

She is further than me on homework. 彼女の方が宿題が進んでいる。

ただ、furtherはどちらでも使えるということで、

現在のSNSを見ていると、furtherが多様されている印象があります。

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furthest alongってどんな意味?

furthestは「far」の最上級で「最も遠い」

「far」の最上級には「farthest」もありますが、

両者の違いについてはこちら⇒farther、farthestとfurther、furthestの違い。

一方、alongは「~に沿って」となりますが、

動きのある動詞と組み合わさると(今回の場合は距離感ですが)、

「前へ・進んで」という意味になり、

それが組み合わさって「最も進んだ」という表現になります。

ニュースにこんな表現がありました。

例・ Oxford, the furthest along,now in phase 3. 最も進んでいるオックスフォードでは、第三段階に入っている。

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gregate=「集まり」

gregateという単語は辞書にはのっていませんが、

gregateが「集まり」という語源を持つことを覚えておくと、いくつかの単語が覚えやすくなります。

aggregate 「a(方向・働きかける)」+「gregate=集める

congregate 「con(共に)」+「gregate=集まる

segregate 「se(離れて・分けて)」+「gregate=分離する

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