utterの語源

utterには大きく二つの意味がある。

一つは徹底的な、完全な、という意味。

もう一つは口から出す、発する、打ち明ける.等の意味。

一見すると全く違うものに思えますが、

語源はどちらも「外に出す」から来ています。

utter darkness は、(何にも隠れていない、完全に外に出ていて認識できる暗闇)ということで、完全な暗闇ということになります。

発するはそのままですね。

ちなみに、名詞形のutteranceは口から出すこと、発言、発声、発話などの意味しかもちません。

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単語の先頭に付くaは無を表す。

apathy ←この先頭のaは「無」を表しています。

pathyだけだと「感情、苦しみ」

先頭に「a」をつけて「apathy」で感情が無い⇒無気力、無関心

onymousは「名前を持つ」。先頭に「a」をつけてanonymousで「匿名の」「無名の」。

先頭にaを付けると「ゼロ」の意味になるのは他にも、

amnesia 記憶が無い⇒記憶喪失

atheism ⇒無神論

apolitical ⇒政治的無関心

等、多くあります。

多くは名詞の先頭にaが付いてそのまま名詞を表す場合が多いです。

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fact-value divisionって何?

fact-value divisionとは、

直訳すると「事実と価値観の区別」という意味になります。

-(ハイフン)でつながっているので、

「名詞ー名詞」「名詞、動詞、形容詞、副詞の組み合わせ」の二つの単語で、

1語になる複合名詞かなと思いがちですが、

fact-value dichotomy

fact–value distinction

等のように、後ろに「違い・区別」を表す単語が来ることで、

factとvalueの対比や違いを表します。

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itとthatとoneの違い。

問・空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

The population of the United States is larger than( )of Japan.

1. it  2. that  3. one

 

正解は2番のthat になります。

ではなぜ1番の it ではだめなのでしょう。

それは、itには特定の物を表すもので、

一言でいえば世界で一つしかない物です。

そして、new  it や it new のように修飾できるものではないので、ここでは絶対に使えません。(一つしかないものに新しいものなんてあるわけないですよね。)

3.のoneはitと違って同種のものを指すので、

この場合、population以外に他のpopulationがあるなら可能ですが、そんなものは存在しませんよね。

なので正解は2番のthat になります。

補足

ちなみに、itとthatの違いも気になりますよね、

簡単にいうと、

itは特定の物。(ピンポイントでそのこと。一般的にも言える事)

thatは具体的な物。(文全体も含むことが出来る)

例えば。

「私は20歳になりました。」

という言葉に対して、

it’s goodというと、

「20歳!とてもいい年齢だね」

一方that’s goodというと、

「20歳!君はとてもいい年齢になったね。」

みたいな感じになります。

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抽象名詞は可算名詞?それとも不可算名詞?

正解は

「どちらともいえる。」

です。

たとえば、differenceは「違い」という意味ですが、

それが漠然とした「違い」であるのなら不可算名詞。

一方、明確にイメージできる「違い」であるのなら可算名詞になります。

たとえば、身長が1cm違うという時の「その違い」などを指す時。

他にも、

loveは漠然と「愛」

a loveなら「特定の恋愛関係にある、恋人」等

 

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「far from」と「 free from」と違いの覚え方。

「far from~」は、「~からはほど遠い」ということから「~ではない」という意味。

これは比較的理解しやすいですが、

「 free from  A」というややこしい表現があります。

同じ理屈で考えると、「Aからは距離が無い」ということになり、

「Aと同じ」という事になってしまいます。

違います!

「 free from  A」は考え方が「far from~」とは全く違うのです。

それは、まずfreeで「~はゼロである」と宣言したあと、それをfrom以下で説明しているのです。

つまり「Aが無い」という意味になります。

例・No person can be entirely free free errors.

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英単語「get」の持つイメージは「移動」

ポケモンゲットだぜ!

などのように、getというと、手に入れるイメージがある単語。

ですが、それはgetの一部の意味でしかありません。

基本的にgetが表すのは、「移動」

goやcomeと同じです。

ある場所から自分の場所まで移動する、だから手に入れるという意味でも使われます。

例えば、他に、

get overは、問題やハードルの上を移動する、つまり「克服する」という意味で使われ、

get throughは、最初から最後まで通して移動する。つまり「~を終える」

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関係代名詞のthat、同格(接続詞)のthat、そして関係副詞のthat

英語の勉強で一番厄介な所といってもいい関係詞。

本当に嫌ですよね。

その中でも、まるで嫌がらせをしてきているかのように最も面倒なのが「that」

「関係代名詞のthat 同格のthat 見分け方」

は、きっとグーグル検索ランキングの上位ベスト10に入っているのではないかという気にもなります。

ただ、この違いを見極めるのは意外にかんたんで、

後ろに続く文が完全文か不完全文かでわかります。

なれれば意外に簡単です。

ただ、うそでしょって思うようなことですが、

これだけでは終わらず、

関係副詞のthatも存在しています。

もう、泣きたくなりますが、

完全文か不完全文かでは判断できません。

なぜなら、同格のthatと関係副詞のthatはどちらも完全文がくるのですから・・・

そこで、その二つの簡単な見分け方をここでは紹介。

関係副詞のthatは、他の関係副詞のオールマイティーの様なもので、

万能関係副詞といってもいいのです。

なので先行詞が非常に限られてきます。reason、place等。(関係副詞whyは十中八九「reason」です)

要するに、他の関係副詞を入れて問題なければそれは関係副詞のthatです。

一方、同格のthatは抽象名詞しかとれません。

抽象名詞は、condition, hope, request等、聞いても具体的に何かイメージできない物なのですぐにわかります。

結論「関係副詞のthatかどうか見極めたいときは、whyやwhereなど他の関係副詞を入れてみればいい。」

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「no」と「not」の違い

違いを説明しろと言われると意外に困ってしまう「no」と「not」の違い。

一番大きな違いは、NOTはただの事実の否定。

一方、NOは感情的な全否定。

具体的に例を挙げると、

That was not an apology.

この場合は「謝罪ではなかった」という事実をいっているだけ。

一方、

That was no apology.

だと、「謝罪どころか、逆に相手を怒らせていたよ」というニュアンスになります。

日常で。

ただ単に「NO」というと、

嫌だ、ダメ。という意味で使われていますよね、

一方「NOT」というと「それは事実と違う」の様な感じになります。

 

no=後に続く名詞や形容詞を否定(形容詞か副詞)
not=動詞を否定(副詞)

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talkはなぜ自動詞?

talkを辞書で調べると「(人と)話す」という意味であるとあります。

一見するとそれだけでは成り立たない動詞なので、

他動詞の様なイメージですが、

「(人と)話す」という意味で使う際は自動詞として扱います。

この辺が日本人である私たちには理解するのがむつかしいのですが、

基本的にはspeakと同じで、言葉を発する事に重点が置かれているので、

自動詞か他動詞かと言えば、自動詞になるわけです。

speakよりは理論的な話、仲間内のフランクな会話などを表します。

ただ、結局は自動詞なので、

相手が話を聞いているかどうかは分からないというイメージ。

 

ちなみに、

「~について話す」という時は、

自動詞として前置詞aboutを後ろに置く、

もしくは直接目的語をとって他動詞としてもいい。

 

 

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