ホットポテトって何?

 欧米では食卓によく並ぶ熱を通したじゃがいも。

 しかし、熱々のものだと食べようとしても、熱すぎて手にもてないことから、

 扱いにくいもの、面倒なものという意味になり、

 人に対して使うと、「厄介な人」等としても使われます。

 This issue is a hot potato.
 これは扱いにくい問題です。

補足

 日常的にポテトを使った英語表現はよく使われ、他にも、

 small potato で「取るに足りない」

 Couch potato で「ソファーに寝転がってテレビを観る」

 Hold one’s potato で「辛抱する」

 sack of potato で「格好が悪い」

 

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

gold star familyって何?

トランプ大統領に関するABCニュースで、

Gold Star families wanted to get close to him.

という言葉が出てきました。

gold star familyという意味が分からなかったのですが、

英日辞書にはのってなかったので、

調べてみると、

戦争で亡くなられた兵士の非常に近い血縁関係にある遺族の方々を指す言葉でした。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

wash one’s hands 何を洗う?

 直訳すると「手を洗う」となり、

 もちろんそのままの意味でも使われますが、
 
 慣用句としてもう一つ意味があります。

 それは、日本語で言えば「足を洗う」です。(本当です)

 つまり、「~と縁を切る。関係を断つ」という意味で使われます。

 例・I wash my hands of the matter. その件からは手を引く。

出典は聖書と言われています。

他にも日本と似た表現のものに、

「wear two hats」で「二足の草鞋を履く」があります。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

furthest alongってどんな意味?

furthestは「far」の最上級で「最も遠い」

「far」の最上級には「farthest」もありますが、

両者の違いについてはこちら⇒farther、farthestとfurther、furthestの違い。

一方、alongは「~に沿って」となりますが、

動きのある動詞と組み合わさると(今回の場合は距離感ですが)、

「前へ・進んで」という意味になり、

それが組み合わさって「最も進んだ」という表現になります。

ニュースにこんな表現がありました。

例・ Oxford, the furthest along,now in phase 3. 最も進んでいるオックスフォードでは、第三段階に入っている。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

「From scratch」ってどういう意味?

 「ひっかく」という意味の「scratch」

 The cat scratched my face. ネコが私の顔を引っ掻いた。

 
では、「From scratch」でどういう意味になるかというと、

 これは、スポーツ等の競技で、スタート地点を決めるために、

 地面に線を引く(スクラッチする)ところから来ていて、

 そこから「(物事の)初めから」

 等の意味で「From scratch」が使わるようになりました。

  start from scratch. ゼロから始める。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

your sixってどういう意味?

 直訳すると「あなたの6」ですが、

 この6とはアナログ時計の6時の事。

 元々は軍隊用語で方向を時計の針のように呼び、

 12時は正面、3時は右方向、そして6時は後方の事を表したことから、

 your sixで「あなたの背後」という意味になります。

 
watch your six! 「背後に気をつけろ」

  We have got your six. 「私たちがついてるよ」

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

hit the ground runningってどういう意味?

 
  「hit the ground」で地に降り立つという意味。

  さらにrunningを付ける事で、

  そこから、新しい仕事だったり何かの取り組みを始める事を表すようになり、

  「最初から全力で動き出す」という意味になりました。
 

ビジネスの世界でよく使われる言葉で、

即戦力という意味でも用いられます。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

fact-value divisionって何?

fact-value divisionとは、

直訳すると「事実と価値観の区別」という意味になります。

-(ハイフン)でつながっているので、

「名詞ー名詞」「名詞、動詞、形容詞、副詞の組み合わせ」の二つの単語で、

1語になる複合名詞かなと思いがちですが、

fact-value dichotomy

fact–value distinction

等のように、後ろに「違い・区別」を表す単語が来ることで、

factとvalueの対比や違いを表します。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より