「全般的に、一般的に」という意味を持つ「by and large」
直訳すると「~によって、そして大きく。」となり、何故これで全般的にという意味になるのかというと、
これは元々、航海用語から来ていて、
byには、「~に向かって」という前置詞として使われることがあり、
by the windで、風に向かって(帆を立てろ)の様な使い方をされたことから、
ここでは「風上に」という意味で使われ。
一方、largeは「離れて」という意味で使われることがあり、
この場合、風から離れる、つまり「風下に向かって」という意味になります。
つまり、この二つを合わせて、by and largeとすることにより、
「風上と風下」という由来を持つことになり、
そこから「どちらにしても」⇒「全般的に」という意味を含むようになったと言われています。