自動詞と他動詞で同じ意味のある動詞

通常は、自動詞として使った場合と他動詞として使った場合では単語の持つ意味は変わってきます。

例えば、runを自動詞で使えば「走る」、他動詞で使えば「運営する」

しかし、自動詞でも他動詞でも同じ意味になる動詞もあります。

例えば「attend」。

一般的には他動詞で「出席」。自動詞で「面倒をみる」の使い方がよく出題されます。

attend the meeting ミーティングに出席する。

attend to the baby.赤ちゃんの面倒をみる。

しかし、辞書を調べると、自動詞他動詞ともに「面倒をみる」「世話をする」の意味があり、

attend her

attend to her

上記のいずれも「彼女の世話をする」という意味で使われます。

じゃあ何が違うのか。

これはネイティブの人がそれぞれどう感じてたのかという難しい部分があるのでこれが答えだという事はできませんが、

しいて言えばattend と herのどちらに重点を置いているかという事が言えると思います。

自動詞として使うのなら、当然第一文型になるので「to her」の部分は無くても文が成立します。

しかし、他動詞として使えば「 her」が無くては成立しません。

何が言いたいかというと、

「最近は何をしているの?」

という質問に対しては

「お世話をしている」という意味で自動詞の「attend」を使用した方が相手によく伝わります。

一方、

「誰かのお世話をしていると聞いたけど、その人は誰なの?」

という質問に対しては「彼女」を強調するために他動詞を使った方がよく伝わります。

 

本当に微妙な違いなのではっきりとは言えないのですが、

一応参考にでもしていただければと思います。

 

 

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inspire と expire

spire、pireには、息を吸い込むイメージのあることばです。

inspireはin(中に)にspireで、奮い立たせる、吹き込むの意味で、

expireはex(外に)にspireで、息を吐き出す、期限が切れる、息が絶える。

となり、

respireはre(繰り返し)spireするで「呼吸する」「息を吹き返す」の意になります。

ちなみり、inspire and expireで「息」というイディオムになります。

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hand over fist 意味・語源

hand over fist [発音]

で、どしどし、どんどん等の意味になります。

直訳すると、拳の上に(超えて)腕。のようになります。

なぜこれがどしどしという意味になるかというと、

これは船の上で、帆や網のロープを引くときの動作をあらわしているといわれています。

つまり綱を次から次に引いているので、魚がどんどんとれている、

もしくは帆がどんどん張られているというところからきています。

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rule of thumbって何?

rule of thumb

直訳すると親指のルール。

由来はいくつかあり、

物を図る時に親指を使って図ったことから、

「経験則」や「大雑把に言えば」などの意味になったといわれています。

また、昔のイギリスでは、親指より細い木の棒なら奥さんを叩いていいという規則があったという説もあります。

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sufferの意味のコア

英単語のsufferには「経験する、こうむる、受ける、(~を)忍ぶ、辛抱する、我慢する、許す、(黙って)させる、(~を)放任しておく、黙認する」とい多くの意味を持つ言葉です。

すべて覚えるのは厳しいので言葉のコアとなるイメージで覚えましょう。

sufferのコアは「(良いこと悪いこと問わず)文句を言わず受け入れる

という意味があります。

 

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againstの意味・コア

againstとは、力が拮抗してぶつかっているイメージ。

He hit his head against the whiteboard.
彼はホワイトボードに頭をぶつけた。

この場合は、ホワイトボードも頭に対して力を加えているイメージ。

拮抗した力なので、「~に反対して」という意味になります。

 

 

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tractが付く英単語の意味

tractには何かを引っ張るイメージがある言葉です。

その組み合わせで単語を覚えてしまいましょう。

attract=at(ある方向に)+tract(引っ張る)=attract (魅力などで)引きつける

distract=dis(離れて)+tract(引っ張る)=distract 散らす、そらす、(…の)気持ちを紛らす

contract=con(一緒に)+tract(引っ張る)=contract 契約、契約を結ぶ

extract=ex(外に)+tract(引っ張る)=extract 抜き取る、抽出する

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interruptとinterceptの意味の違い

interruptとintercept。

どちらも「さえぎる」という意味を持つうえ、

スペルも似ているのでややこしいですね。

ただ、それぞれの意味は若干違いっています。

interruptは何かを遮ったり、中断させたりして、それ自体をなくしてしまうイメージ、

ruptには元々「壊す」という語源があります。

一方、interceptは何かを途中で遮り、それを自分の手に入れるイメージ。

サッカーやフットボールのインターセプトがいい例です。

ceptには「手に入れる」という語源があります。

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「トランプをしよう」は英語で?  トランプの歴史雑学

「トランプをしよう」は英語で、

『Let’s play cards.』

trumpは切り札という意味の単語なので、『Let’s play trump.』だと通じない。

 

日本でトランプという名称が広まったのは、

明治時代に、外国人がカードゲームをしながらトランプと言っているのを聞いて、

それが名称なのだと当時の人が勘違いしてしまったのが始まり。

先のアメリカ大統領選挙で、ヒラリーさんがキャンペーンで使用したフレーズ、

「Love trumps hate.」

この言葉が書かれたプラカードをレディー・ガガさんが掲げて日本でも話題になりました。

この『trump』は、「打ち負かす」という動詞で、

「愛は憎しみに勝つ」という意味になります。

trump [発音]

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