『spill the beans』豆をこぼすって何?

 直訳すると「豆をこぼす」となる「spill the beans」

 これは元々、料理をテーブルに運ぶ時まで何の料理か秘密にしていたところ、

 その客の前でうっかり豆をこぼしてしまい、

 豆料理だとばれてしまった事が由来とされており、
 
 そこから、spill the beansで、

 「秘密をばらす」という意味で使われるようになりました。

 
 例・Would you spill the beans? 秘密を教えてくれないかい?

 補足

 ビッグマウスといえば「大きな口をたたく」という意味で使われますが、これは日本だけの話で、

 英語で「Big mouth」が使われる際は、

 秘密をベラベラしゃべってしまう人のことをさすので、注意が必要です。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

moot pointの意味 辞書と反対?

あまりなじみのない言葉ですが、

初めて聞いた際、辞書で調べると「議論の余地のある問題」とありました。

なるほど、結構重要なことなんだなと思ったのですが、

実際の会話で使われるときは、全く逆の「無意味」というニュアンスでつかわれているところしか遭遇しなかったので、英英辞書で調べたのですが、そこにも「A debatable question」とそのまま書かれていて、さらに混乱。

そこで詳しく調べると、「an irrelevant question, a matter of no importance.」という説明が。

おそらく政治家の方が言う「善処します」と同じ意味でつかわれているのかなと、

つまり、議論の余地があり、時間もかかるので今はそのことについて話しません、そして実際にそのことについて議論するつもりもない。

そこから、「話し合っても無駄な議論」「無意味な質問」等の意味になっている様です。

決して辞書が間違っているのではなく、日本語に訳したらそうなるので致し方ないですね。

Some GOP senators calling the trial a “moot point”
一部の共和党議員は裁判を“無意味”と主張。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

ラストリゾート(last resort)は何故「最後の手段」という意味になる?

日本でもリゾートホテル等、「行楽地」の意味で通じますが、

他にもresortには、「訴えること、頼ること」等の意味があります。

「re」は「再び」、

そして、「sort(sortior)」には「サイコロを振る」という語源があって、

「サイコロを振る」⇒「現状を変える」となり、

休養や息抜きの為によく行く場所「リゾート」という使われ方をする一方、

現状を変えるために人に頼る、もしくは法に訴えるという意味でも使われ、

その結果、last resortで「最後の手段」となったと思われます。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より

日本のカボチャを英語でいうと?

カボチャを英語でいうと「パンプキン(pumpkin)」

しかし、パンプキンとはアメリカなどで売られているオレンジ色の果皮をもつカボチャの事。

日本のスーパーで売られているカボチャは「パンプキン」ではなく「Squash」。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より




「It」の複数形は何?

「それ」を表すit。

これは単数としてしか扱えないもの。

そして特定の何かをあらわすもの。

なのでIt are等とはいいませんよね。

「それら」と、複数の物をさすときは「They」を使いましょう。

ちなみに「those」は使えません。

「it」の複数=「they」

「that」の複数=「those」

 

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より




mostとalmostの違い

mostとalmost、

どちらも「ほとんど」と訳される単語ですが、

同じものなら2個もいらないですよね。

ではこの違いはというと、

それは品詞の違い、

mostは形容詞

一方almostは副詞

つまり、形容詞を副詞化するときに「~ly」を付けるのと同じと考えていいと思います。

mostを副詞にするために前にalをつけただけと考えましょう。

 

補足

なので、mostは代名詞としても使えますが、

almostは副詞なので代名詞にはなれません。

その違いから

most of という形はあっても、

almost of というものは存在できません。

almost all 名詞 なら可能です。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より




The + 比較級 ~ , the + 比較級の語順

The + 比較級 ~ , the + 比較級の問題で、

The more books you read , the more you’ll know.
あなたが本を多く読むほど、あなたはもっと知るでしょう。

この場合、

The more books you read ,

は、

The more you read books,

でもいいような気がします。

なぜだめなのでしょうか。

それは、比較の対象の目的語をThe moreのすぐ後ろに置くのが一般的だからです。

この場合は「もっと多くの本が比較されていますよね。

ちなみに、次の文はどうでしょう。

The more he heard about the project, the more enthusiastic he got.

この場合のheardは自動詞なので the projectは目的にはならないです。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より




料理する、調理するのmakeとcook

通常、料理するはcookが使われるが、

「サンドイッチを作る」は、

I made sandwiches.

とmakeを使って表す。

これは、cookは火や熱を使って料理するときに使う言葉のため。

なので、火を使わず、温める事もないサンドウィッチには使えない。

 

同様にサラダも、

I made a salad.

とmakeを使って表す。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より




soft touchの意味

優しく触ることをソフトタッチ(soft touch)というが、

これは和製英語で日本でしか通じない。

もし、soft touchと外国人に対して使うと違った意味でとられてしまう。

外国ではsoft touchで「すぐに騙される人」「いい金づる」というとてもネガティブな意味になってしまうのでご注意。

無料メルマガ『10秒で読める英語の勉強』より